2014年07月11日20時32分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

224回 アベよ、その戦死者たちの姿が見えるか!?

2014年7月1日は日本にとって、 
いや人類にとっても重大な日となるであろう 
安倍政権は集団的自衛権の行使容認を閣議決定した 
これにより戦後70年間、戦争することのなかった日本が 
戦争する可能性がでてきたのである 
 
日本は、同盟国ずばりアメリカの戦争に参戦することになるだろう 
21世紀のはじめ、テロとの戦いとやらでアメリカが突き進んだ 
アフガニスタン、イラク戦争のようなことが再びあれば、 
日本は間違いなくアメリカの要請で、参戦させられることになる 
安倍首相は、イラク戦争のようなことがあっても日本は 
決して戦争をするようなことにはならないと断言していたが 
とんでもない嘘つき首相というしかない 
 
そしてこの集団的自衛権行使を認めることは日本の 
平和憲法である9条をなしくずしにすることになる 
それは人類の戦争の文明を、平和の文明へと転換させる 
指針である9条の破壊であり、人類の未来の希望をなくす大罪というしかない 
 
近い将来、人類史の裁判でこの9条破壊の首謀者たる安倍には 
平和への罪で有罪が下されるであろう 
思えば安倍首相の祖父の岸は、日本の侵略戦争を裁いた東京裁判で 
A級戦犯になるところであったがなんとか免れることができた 
しかし歴史の真実は岸の罪を消すものではない 
 
そして今 
国政の場である国会議事堂の上空に押し寄せる 
無数の血みどろの兵士たちの亡霊の姿が・・・・・・ 
それは先の戦争で死んでいった兵士たちであり 
そしてこれから日本がすることになる戦争で死んでゆく兵士たちの姿である 
 
だが鈍感で想像力なき安倍首相には彼ら兵士の姿は見えないだろう 
そんな人間としての共感力を欠いた男に 
政治のトップをさせ続けさせるわけにはいかない 
一刻も早く安倍を首相の座から追放しよう。 


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