2014年08月02日11時24分掲載  無料記事
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核・原子力

【たんぽぽ舎発】宮崎で川内原発に反対する緊急署名はじまる

 9月の宮崎県議会を念頭に、実行委員会をつくり「県民の生命を守る避難計画すら作れない川内原発に反対する緊急署名」を開始しました。実行委員会名は、「原発避難を考える緊急署名の会」。宮崎県は、川内原発から最短54km、宮崎県中心部まででも約120km、最北の延岡市まででも約170kmです。それも風下になりやすい東側に位置しています。川内原発で重大事故が起これば立地地域と同様に壊滅的被害を受けることになります(青木幸雄 宮崎の自然と未来を守る会) 
 
 かつては新婚旅行のメッカとも言われた時期もありましたが、今は本来の自然が売りの宮崎県です。世界最大級の綾照葉樹林や黒潮が沖を流れる太平洋でのサーフィン、鹿児島県と重なる霧島錦江湾国立公園などで知られます。宮崎牛や早期水稲、園芸作物などでも知られるように農業を生産基盤としています。 
 
 宮崎県は原発立地県ではありませんが、川内原発で重大事故が起これば、立地地域と同様に壊滅的被害を受けることになる「被害地元」です。 
 
 しかし、川内原発の再稼働にあたり、同意が必要ともされていません。呼びかけ人は1週間のうちに、県内から243名に達しました。署名は宮崎県知事と宮崎県議会議長宛で8月31日必着です。知事には申入れ、県議会には請願を行なう予定です。 
 
チラシと署名用紙は下記に掲載しています。全国からの署名も歓迎です。みなさまの力も貸してください。 
 
尚、チラシには(株)環境総合研究所のシミュレーションシステム 
Super AIR3DNPPによる川内原発からの放射性物質拡散試算図を掲載しました。(当ホームページ掲載許可済、無断転載禁止) 
 
「宮崎の自然と未来を守る会」ホームページ 
 http://www.miyazaki-catv.ne.jp/~sizenmirai/ 


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