2014年08月02日13時10分掲載  無料記事
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沖縄/日米安保

≪twitterから≫ 南西諸島の戦争 自衛隊は集団的自衛権で中国艦隊に対し地対艦ミサイル攻撃 伊波洋一

南西諸島の戦争は、尖閣防衛を口実にアメリカの台湾防衛支援で南西諸島を戦場にする戦争。自衛隊は演習も実施。戦争に備えオスプレイ17機、水陸両用車52両と強襲揚陸艦をお買い上げ予定。南西諸島に自衛隊水陸機動団が強襲揚陸艦で逆上陸するのだ。 
 
防衛省は台湾有事に与那国、石垣、宮古3島へ陸自約7200名を事前に配置する計画を03年策定していた。空挺団約2千名も投入する方針。06年与那国防災訓練でパラシュート降下を当初計画。台湾有事に備えて配備する考えは現在も共通。尖閣は口実。 
 
日米安保では メリカが日本を守るので米海兵隊と強襲揚陸艦が南西諸島に向かうべきだが、小野寺防衛相の話ではそうではなく自衛隊水陸機動団が駆けつける。南西諸島の戦争は日本がアメリカと一緒に中国と戦い台湾を防衛する戦争だ。自衛隊が中国艦隊を攻撃するから中国軍も南西諸島を攻撃する。 
 
中国艦隊の南西諸島横断を阻止する地対艦ミサイル攻撃には主要な島々への陸自配備が必要。防衛省は南西諸島の防衛強化として陸自有事即応部隊を石垣、宮古、奄美の各島に350〜400人配備と発表した。アメリカが求める対中国への有事体制だ。 
 
アメリカの計画する「アメリカ流非対称戦争」で日本の自衛隊の役割は南西諸島で太平洋に移動する中国艦隊に対し地対艦ミサイル攻撃を行うこと。そのために集団的自衛権の行使が必要となる。安倍首相は2013年9月にハドソン研究所の講演で約束した。 


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