2014年10月03日13時21分掲載  無料記事
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中国

香港学生連合声明:「香港の問題は香港が解決します」

香港人のオキュパイ運動は六日目に入り、十万もの人々が市民的不服従という不協力運動を展開し、市民の立候補権の確立と職能別議席の廃止を実現するために、政府に巨大な圧力を加えている。ここ数日、政府は匿名情報として、学生との対話の希望を伝えているが、それは何よりもオキュパイ運動の圧力がもたらしたものです。 
 
学生連合は、林鄭月娥・政務司司長[香港行政ナンバー2]との公開の対話について、早急にその具体案を提示することを求めます。これまでの数十万人もの市民的不服従からも、香港の人々はだれもが公開された責任を負うことを望んでいます。本会は、司長が数十万の香港人と同じく、公開された責任、公開された対話を望んでいることを期待します。 
 
梁振英[行政長官]はすでに民意を失っており、香港の選挙制度改革にとっても禍であり、催涙弾使用の責任もあることから、責任を取って辞任することは早晩必然のことです。梁氏は自らその進退を判断すべきです。今日、選挙制度改革のテーマが焦点になっていることから、公開対話はそれを中心に行われることになるでしょう。 
 
普通選挙の夜明けを迎えるまで、香港人はオキュパイ運動を継続してこそ、政府に圧力を加えつづけることができるのであり、民主主義をかちとる決意を世界に示すことができるでしょう。香港人は、政府総部ビル周辺の添美通り、夏愨通り、添華通り[政府総部ビルや長官官邸を囲む道路]をふくむ拠点から撤退することなく運動を継続し、警戒を怠らないでしょう。さらなる行動が呼びかけられるかどうかは対話の結果次第です。 
 
学生連合は以下の四点を再度訴えます。 
 
1)梁振英は民意を失い、政治統治に必要な威信もありません。 
2)学生と政府との対話のテーマは選挙制度改革の一点のみです。 
3)平等な権利を確立し、真の普通選挙、真の民主主義を実行してください。 
4)一国二制度の枠組みにおいて、香港の問題は香港が解決します。政治の問題は政治が解決します。 
 
希望は人民にあり、変革は闘争から始まります! 
 
香港学生連合 
 
2014年10月3日 


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