2015年03月26日13時52分掲載
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中南米
【AIニュース】ブラジル:差別を許さない! 殺人を繰り返す軍警察を止めて
「私たちの税金は孫を殺した銃弾に使われた」マリーナ・リマさん
(アムネスティ国際ニュース)
2015年2月、ブラジル・バイーア州で、12人の命が軍警察によって
奪われました。犠牲者のほとんどは黒人の若者たちです。マリーナ
さんの孫もその1人でした。彼女が最後に見た孫の姿はあまりに悲
惨なものでした。首と足の骨は折れ、体中に銃痕が残っていたとい
います。
当局は、少年たちの強盗を止めようとして、事件が起きたと発表しています。しかし、彼らが罪を犯したという証拠はなく、警官たちが無抵抗の少年たちを意図的に殺害したという目撃証言もあります。
事件の捜査を命じるどころか、州知事は軍警察の行為を「勇敢」だと称えています。
ブラジルでは、若者、中でもアフリカ系の人びとが警察に殺される悲劇が頻発しています。しかし、殺人事件の加害者が起訴され、罰せられる確率は10%未満です。大多数が罪に問われることなく、暴力と免責の連鎖が繰り返されています。
ブラジルの若者を救うために、あなたの力が必要です!今すぐ、バイーア州知事に、事件を徹底的に調査し、加害者を裁くよう求めてください。
▽ 今すぐアクションに参加する
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/brazil_201503.html
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