2015年05月02日04時40分掲載 　無料記事
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文化

パリの芸術家、トリニ―・プラダ氏　〜今年もヴェネツィアのビエンナーレ国際美術展に臨む〜

　　イタリアのベニス（ヴェネツィア）では２年に一度、国際美術展が開催されています。２年に一度ということで、ビエンナーレと呼ばれています。今年は５月９日から１１月２２日まで。今は開幕寸前、芸術家たちも準備に追われています。　
　
　　パリから参加するトリニ―・プラダ(Triny Prada) さんもその一人。トリニ―さんは南米のコロンビア出身。パリに留学して美術を学び、その後ずっとパリにアトリエを構えています。　
　
　　今回のビエンナーレへの出展はムラーノのガラスを使ったオブジェ。ムラーノのガラスはヴェネツィア州のムラーノ島で伝統的に受けつがれてきた独特のガラス製法で、その製品はヴェネツィアン・グラスとして地域の名産となっているそうです。　
　
　　トリニ―さんは２年前、来日しています。この時は九州の福岡で展示を行いました。６週間、日本に滞在して京都や香川の直島、東京など各地を回り、日本の自然や文化が好きになったそうです。　
　
　　’le Japon j'ai beaucoup aime surtout le paysage, les lieux anciens et gardent la tradition comme a Kyoto le vieux quartier. Aussi j'ai adore Naoshima et Cagoshima. Je me suis sentie tres petite et insignifiante devant autant de beaute. Etpuis la gentillesse des japonais m'a beaucoupimpresionne. Vraiment un super voyage. J'ai aussi aime les onzen !’　
　
　　「日本は大好きです。特にその風景ですね。そして京都の様に、古い町並みとか、伝統を残しているところが好きです。一方、瀬戸内の直島とか、鹿児島も好きになりました。そうした美を前にした私は自分が小さな取るに足らない存在であると感じました。日本の方々はとても親切で強い印象を私に残しました。本当に素晴らしい旅でした。温泉もまた好きです」　
　
　　トリニ―さんは絵画、彫刻、映像と多彩に活躍しています。　


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