2015年06月11日03時31分掲載  無料記事
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米国

イラクへの米軍派遣 オバマ政権は400〜500人を検討中 イスラム国対策で長期戦の可能性 元国防長官が地上軍派遣の必要性をメディアで盛んに表明

  オバマ政権がイラクに400〜500人規模の米軍を再び派遣することを検討していると報じられている。報道番組「デモクラシー・ナウ!」では長期的なコミットになる可能性も指摘している。現在、米軍約3000人がイラク軍の訓練などで残存しているとされる。 
http://www.democracynow.org/2015/6/10/war_for_decades_to_come_1 
  ニューヨークタイムズなどによると、増派が決定すれば派遣先は西部アンバール県になるとみられる。ここで新たに米軍によるイラク兵の訓練キャンプを設置し、県都ラマディの奪還を目指す構えだ。しかし、すでにイラク戦争が始まって12年がたち、いままで何をやってきたのか、と問われてもやむを得ない失態である。 
http://www.nytimes.com/2015/06/10/world/middleeast/us-adding-military-advisers-to-reclaim-iraqi-city-officials-say.html?ref=topics&_r=0 
 
■元国防長官ロバート・ゲイツ氏、イラクへの地上部隊の再投入を訴える 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201505301542236 
  イラク戦争を起こしたブッシュ政権時代から国防長官だったゲイツ元長官はイラク戦争の評価については歴史に任せる、とインタビューで語っている。つまり、この戦争が意義のある戦争であったかどうかなどについては関知しないという姿勢である。 


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