2015年06月12日06時30分掲載  無料記事
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中東

6月12日は「ファラフェル」の日

  中東にはファラフェルという名前の料理があります。ボール状の揚げ物でコロッケに似ていますが、中身はジャガイモや肉ではありません。ファラフェルの外側を見ると狐色ですが、中身はソラマメやヒヨコ豆を砕いたもの。そう、中身はマメなのです。ですから、植物性タンパク質が豊富です。地域によってこれらの豆の配合の仕方にバリエーションがあるようです。 
 
  スナック感覚で食べてもよいですし、主食にもできるでしょう。中東ではよくトマトやズッキーニなど野菜を刻んだものと一緒にファラフェルのボールをいくつかパンにはさんで、ドレッシングをかけて食べるようです。また好みによってレタスやピクルスなども一緒にパンにさはむことがあるようです。学校帰りに買い食いできる食べ物でしょう。 
 
  今日、6月12日はファラフェルを食べて祝おう、という運動があるようで今年で4回目だとか。起源はよくわかりません。イスラエルで祝っているようですが、世界で祝おうという運動のようです。ファラフェル自体はアラブの人たちも大衆的に食べます。私はヨルダンでよくこれを食べたことを思い出します。中身は緑色なのでいったいなんだろう・・・と食材が何か不明のまま食べていたのですが、恐らく豆だろうとは思っていました。ただその頃確信が持てなかった理由は未知なる土地ゆえに未知なる野菜があるのかもしれない、という可能性を考えたからです。ハンバーガーに比べると、環境への負荷の少ない食品であることは間違いありません。 
 
■youtube映像 ファラフェルの作り方 
https://www.youtube.com/watch?v=nq_UCybiKZ8 
  アラブ料理のネット・クッキング教室。でも教師はなぜかスペイン語で説明してくれます。先生はヨルダン人の女性料理家だそうです。ドレッシングはヨーグルトベースだそうですが、先生が「ピカンテ、ピカンテ」とおっしゃっているようにスパイスが何種類かあって、それが隠し味かと。料理の勉強と語学が同時にできるシリーズ。 


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