2015年07月06日15時32分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201507061532521

農と食

日本のODAも関与するモザンビーク農業開発と現地農民

 モザンビークでは、「土地と自由を取りもどす」ことをスローガンに植民地支配からの独立運動を農民たちが闘い、苦難の末に独立を達成すると、農民はふたたび土地を耕し、懸命に食料を生産してきました。しかし、近年、日本政府による開発援助(ODA)を含む農業投資による土地収奪(ランドグラブ)が、深刻な影響を及ぼし、大豆生産のための大規模な土地収奪が加速化しています。そのモザンビークから3人の農民代表が来日、土地収奪の現状などお聞きします。 
 
 
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7/8(水):大学での講演会18:00〜@明学白金キャンパス 
農民のライフヒストリーも含めた現地の農業の様子などをご報告 
http://www.ngo-jvc.net/jp/event/event2015/07/20150708-prosavana.html#more 
 
7/9(木):院内集会16:00〜@参議院議員会館 
日本のODA事業「プロサバンナ」に関する問題提起。 
http://oxfam.jp/news/cat/event/79_oda.html 
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**2015年7月8日(水)18:00〜@明治学院大学白金キャンパス** 
 
     モザンビークから農民リーダーがやってくる! 
「土地を生かし、農業に生きる〜UNAC(全国農民連合)の取り組み」 
<スピーカー> 
・アナ・パウラ・タウカレ:UNAC(全国農民連合)副代表 
・コスタ・エステバン:UNACナンプーラ州支部UPC-N代表 
・ヴィセンテ・アドリアーノ:UNAC政策提言・国際連携担当 
 
モザンビークでは、「土地と自由を取りもどす」ことをスローガンに植民地支配からの独立運動を農民たちが闘い、苦難の末に独立を達成すると、農民はふたたび土地を耕し、懸命に食料を生産してきました。 
 しかし、近年、農業投資による土地収奪(ランドグラブ)が、深刻な影響を及ぼし、特に北部三州(ナンプーラ州、ニアサ州、ザンベジア州)をまたぐナカラ回廊地域で、大豆生産のための大規模な土地収奪が加速化しています。 
 ナカラ回廊地域では、日本政府ODAによる「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(略称:プロサバンナ事業)」が進められるなか、計画の不透明性、情報共有や意味ある協議の不足、小農の意見や経験が尊重されない、などの問題への批判が高まっています。 
 そこで、モザンビーク最大の農民組織UNAC(全国農民連合)を代表する3名を招聘し、日々の営み、農業のあり方、農民運動の取り組み、土地収奪の現状、プロサバンナ事業の問題点など、その声を直接聞き、モザンビークにおける土地と農業、そして日本の援助や私たちの食のあり方について、共に考えてみたいと思います。 
 
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┃開催概要 
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【日時】2015年7月8日(水)18:00〜20:30 
【会場】明治学院大学 白金キャンパス 3号館1階3202教室 
【アクセス】地下鉄・白金高輪駅、白金台駅、高輪台駅より徒歩7分、 
      JR品川駅・目黒駅よりバスで10分 
      http://www.meijigakuin.ac.jp/access/ 
      http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/ 
【資料代】 500 円(資料代)*学生 (大学院生含む) 無料 
【定員】100名(事前申し込み必要・先着順) 
【使用言語】日本語・英語・ポルトガル語(*日本語の逐次通訳あり) 
【共催】(特活)オックスファム・ジャパン、(特活)アフリカ日本協議会 
(AJF)、 
    No! to Land Grab, Japan、(特活)日本国際ボランティアセンター 
(JVC)、 
    ATTAC Japan、モザンビーク開発を考える市民の会 
【後援】明治学院大学国際平和研究所(PRIME) 
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【お申込み】右URLよりお申込みください⇒http://ngo-jvc.info/1SmoFsG 
※電話でのお申込みは下記問い合わせ先にて受け付けています。 
【お問い合わせ】(特活)アフリカ日本協議会(AJF) 斉藤 
 電話:03-3834-6902/FAX:03-3834-6903/email:info@ajf.gr.jp 
 
 
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******緊急院内集会 7月9日(木)16〜18時****** 
       モザンビークから農民が緊急来日! 
      「なぜ、現地農民は異議を唱えるのか?」 
日本の農業開発援助(ODA)・プロサバンナ事業に関する現地報告と声明発表 
 
<スピーカー> 
・アナ・パウラ・タウカレ:UNAC(全国農民連合)副代表 
・コスタ・エステバン:UNACナンプーラ州支部UPC-N代表 
・ヴィセンテ・アドリアーノ:UNAC政策提言・国際連携担当 
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 「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(略称:プロサバンナ事業)」は、日本政府のイニシアティブにより、2009年9月に合意され、2011年より研究・技術移転事業、マスタープラン策定事業などが開始されました。しかし、事業の不透明性や農民との協議の欠如、土地収奪への不安などから、2012年にモザンビーク最大の農民組織である全国農民連合(UNAC)が、懸念と反対を表明しました。 
 プロサバンナ事業は、UNACなど20を超える現地市民社会組織の「一時停止と再 
考」要請にもかかわらず、進められ、最近では同事業に疑問や異議を唱える農民らに対する人権侵害が生じ、本年4月以来現地社会で懸念の声が再び強まっています。この2ヶ月間で、農民、市民社会、学術界を代表する数多くの現地組織から、4種類の抗議声明が発表され、社会問題化するとともに、同事業への懸念は国際的な広がりを見せています。 
 この事態を受けて、同事業の最大の対象地ナンプーラ州より、農民の代表らが急遽来日し、現地の緊迫した状況を報告し、農民から見たマスタープランの問題を指摘した上で、声明を発表することとなりました。 
 農民の声に耳を傾け、なぜ「農民支援の援助事業」に現地農民が異議を唱えるのかを理解し、共に日本の援助(ODA)を改善していく糸口を探ることができればと思います。 
 
【当日式次第】 
1. 来日の背景報告:渡辺直子(日本国際ボランティアセンター) 
2. 現地報告:コスタ・エステバン(UPC-N代表)、 
       ヴィセンテ・アドリアーノ(UNAC政策提言担当) 
3. 声明発表:アナパウラ・タウカレ(UNAC副代表) 
※司会:津山直子(アフリカ日本協議会) 
 
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┃開催概要 
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【日時】2015年7月9日(木)16時〜18時 
※会場の「参議院議員会館ロビーで15時40分から」通行証を配布し、会場までご案内いたします。 
【会場】参議院議員会館 B1F B109会議室 
【アクセス】http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/shisan.pdf 
※地下鉄・永田町駅1番出口よりすぐ/国会議事堂前駅1番出口徒歩5分 
【参加費】無料 
【定員】70名(事前申し込み必要・先着順) 
【使用言語】日本語・英語・ポルトガル語(*日本語の逐次通訳あり) 
【共催】(特活)オックスファム・ジャパン、(特活)アフリカ日本協議会 
(AJF)、 
    No! to Land Grab, Japan、(特活)日本国際ボランティアセンター 
(JVC)、 
    ATTAC Japan、モザンビーク開発を考える市民の会 
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【お申込み】下記URLより「7/8(水)12:00までに)お申込みください。 
      http://goo.gl/forms/n03rLa9BG0 
※電話でのお申込みは下記問い合わせ先にて受け付けています。 
※メディアの方は申込時に、ご所属名欄に「取材」とお書き添えください。 
【お問い合わせ】(特活)アフリカ日本協議会(AJF) 斉藤 
 電話:03-3834-6902/FAX:03-3834-6903/email:info@ajf.gr.jp 
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【スピーカー プロフィール】 
・アナ・パウラ・タウカレ(Ana Paula Taucale):UNAC(全国農民連合)副代表 
 ナンプーラ州の農民。全国2,200の農民組織が加盟するUNACの副代表として、 
 農民の権利擁護とネットワークづくりに尽力している。 
・コスタ・エステバオ(Costa Estevao):UNACナンプーラ州支部UPC-N代表ナンプーラ州の農民。多様な作物を栽培する篤農家であり、州の農民運動のリーダーとして、2万人のメンバーから厚い信頼を得ている。 
・ヴィセンテ・アドリアーノ(Vicente Adriano):UNAC政策提言・国際連携担当モザンビーク西部・テテ州出身(テテ州は炭鉱開発による強制移住や公害が問題となっている)。現職では、UNACと南部アフリカ開発共同体(SADC)、アフリカ、ラテン・アメリカ、アジア地域の農民運動との連帯に尽力。農民の声を世界に発信している。 


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