2015年07月20日11時03分掲載
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反戦・平和
「まだ廃案に追い込める」 〜地方の動きから〜 熊沢誠(甲南大学名誉教授・労使関係論)
7月16日の衆議院での安保法制の強行採決に反対する運動が各地で起きています。東京の国会前だけではなく、津々浦々で規模の大小はあれ、炎天下の下、抗議の声を上げる市民の姿が見られます。こちらは三重県四日市市。寄稿は熊沢誠氏(甲南大学名誉教授・労使関係論)
「台風一過の昨日、全国行動にあわせてここ四日市でも、<戦争する国はいや!>市民集会を開き、13時には、統一スローガン<アベ政治を許さない!>を掲げた。ビラまきにいくらかの効果があったのか、万事穏健な四日市でも、200〜250人の参加があった。家族ぐるみ、若いママ、若者たちの姿も見える(事情あって個人の映像はない)。三人ほどの右翼が来て、大音響で軍艦マーチを流し口汚くののしったが、哀れを誘うだけだった。四日市の行動の特徴はデモをやること。200人ほどがシュプレヒコールの声も高く繁華街を進んだ。沿道の人びとの反応は温かかった。ちなみに今朝の中日新聞によれば、内閣支持率は37%に急落、安保法制反対は62%、今国会での採決反対は68%、いずれも増加という。まだ廃案に追い込める。」
熊沢誠 (甲南大学名誉教授・労使関係論)
※ 上の文章は熊沢教授の了解によるFacebookページからの転載です。
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