2015年07月24日10時39分掲載
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文化
ジャズは社会そのもの 滝川雅弘(クラリネット奏者)
私がJazzを始めた20代の頃。大阪市谷九に今も有るSUBと云うJazz Clubのオーナーでベーシストの故西山満氏から『Jazzは誰かが走れば一緒に走る,誰かが遅れれば一緒に遅れる,と云う気持ちが無ければ演奏出来ません。』と教わりました。
又、大学の先輩でピア二ストの竹下清志氏から『自分が間違ってると思う物に合わせたらだめ』とも教わりました。この事は二律背反の様ですが実際の演奏では,例えば4人で演奏する際に誰かが『ワン、ツー、ワン、ツー、スリー、フォー』とカウントを出したとすると、4人とも感じ方が違う場合も有ります。
JAZZ演奏に於けるアドリブは自然発生的なもので自分が声に出して歌える事だけを吹いたり弾いたりできれば良いのですが、セッションなんかでは張り切りすぎてやたらに早弾きをしたり、スケールアウトしたフレーズを多用する人を見かけたりしますが、それらもすべて声に出してうたえる物でなければ他者には伝わりません。
やり易い中から良い物が生まれるとは限りませんし、Jazzと云うのは20世紀にアメリカで生まれた芸術フォームですから社会そのものと云えるのではないでしょうか。
寄稿: 滝川雅弘 ジャズ・クラリネット奏者
(編集部:関西を中心に活躍中です)
■夏のジャズフェスの想い出 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■ジャズとクラリネット 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■ジャズは社会そのもの 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■魚釣りと私 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■インターネットについて 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■大阪W選挙 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■大阪W選挙(その結果) 滝川雅弘
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■ミュージシャンと政治的立場 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■雑感 音楽教育 滝川雅弘(クラリネット奏者)
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■ミュージシャンのギャラ 滝川雅弘(ジャズ・クラリネット奏者)
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■二コーラさん初来日の意義について 滝川雅弘(ジャズ・クラリネット奏者)
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