2015年08月11日01時18分掲載  無料記事
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文化

女性映画監督ソルヴェイグ・アンスパック(Solveig Anspach)氏の早すぎる死

  女性映画監督のソルヴェイグ・アンスパック(Solveig Anspach)氏をご存知でしょうか。恥ずかしながら、筆者は知り得ませんでした。しかし、今月7日にまだ54歳の若さで癌で亡くなったと報じられており、特にフランス人の女性たちが非常に悲しんでいるようです。 
 
  以下はフランスの映画雑誌テレラマのウェブサイトです。ここにアンスパック氏の最大のヒット作となった「Lulu, femme nue(ルル、裸の女)」の予告編がUPされています。2013年に制作され、観客動員数は50万人だったそうです。 
http://www.telerama.fr/cinema/films/lulu-femme-nue,482959.php 
  テレラマの短い紹介文によると、「ルル、裸の女」は3人の子供と夫を持った40代の女性が、職探しに敗れ、ふと家出してしまう。そのさすらいの旅路と、彼女が出会う3人の理解者との触れ合いを描いたものだそうです。この3人の理解者というのが一癖二癖ある人物のようなのです。 
 
  アンスバックさんはいくつかの訃報記事を参照すると、アイルランド出身で、パリの国立映画学校で映画作りを学び、最初はドキュメンタリー映画で出発したようです。その後は「ルル、裸の女」という映画に代表されるように、現代の厳しい時代の中で女性の自己実現というテーマを追いかけたようです。 


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