2015年08月29日21時17分掲載  無料記事
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教育

これまで育鵬社教科書を使っていた愛媛県今治市教委が不採択を決定した

 育鵬社の歴史・公民教科書を採用する教育委員会がじりじりと増えている中で、愛媛県今治市教育委員会がこれまで採用していた育鵬社の教科書の採用を取りやめ、東京書籍の教科書に切り替える決定をした。長年教科書問題めぐる運動をしてきた「「えひめ教科書裁判を支える会」の運動が実ったものだ。しかし新規に松山市・新居浜市教委が、育鵬社(歴史)を採択した。(大野和興) 
 
 今治市教育委員会は2009年に扶桑社、2011年に育鵬社の教科書を採択してきた。 
8月28日、今治市教委の教科書採択審議があり、教育長が、各教科の教科書について、いずれも、選定資料などに基づく採択を求め、歴史・公民では、東京書籍を採択することを求め審議の結果、歴史は東京書籍が3、対育鵬社2、公民は東京書籍4、育鵬社1で、東京書籍の採択が決まった。 


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