2015年10月04日23時28分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201510042328100
欧州
アフガニスタンの「国境なき医師団」 空爆は米軍の「誤爆」ではなく「襲撃」 国営ラジオ・フランス・アンフォが報道
アフガニスタンでの「国境なき医師団」への米軍の空爆は恐らくは誤爆だと見られて調査が始まったが、この襲撃を米軍が認めたことで、これは自白であるとして戦争犯罪の可能性が指摘されだしていると国営ラジオ・フランス・アンフォが10月3日の午後に報道した。(パリ=飛田正夫)
アフガニスタンの北部のカンドゥーズで2日午前2時17分ごろに「国境のない医師団」(MSF)の病院が米軍機によって爆破された。16が死亡その内13人がMSFの職員で、負傷者は約40人でた。MSFの設立者の一人であるジャック・べレス外科医によると全く恐ろしい襲撃であって病院は瓦解した。これは誤爆ではなく襲撃であると発言した。
べレス外科医はさらにMSFが直接ワシントンに抗議してから1時間かどうかはわからないが数十分つづいた。どうして米国はこれを直ぐに止めなかったのか?全く信じられないことだ。今は、どのような条件なら安全に現地で援助が続けられるのかという問題になってきていると話している。
【参考記事】
http://franettese.blogspot.fr/2015/10/msf.html
米軍の誤爆か アフガニスタンで 「国境無き医師団」(MSF)の病院を空爆 3人死亡 30人負傷
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。