2015年10月09日14時04分掲載
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ビルマ民主化
【アムネスティ緊急アクション】総選挙を迎えるビルマ(ミャンマー) 「良心の囚人」の釈放を要求しよう!
来る11月8日、5年ぶりにビルマで総選挙が実施されます。2011年に民政移管がされ、政権についたテインセイン大統領は、アウンサンスーチーさんを含む多くの「良心の囚人」を恩赦で釈放しました。このことは「民主化」の象徴的出来事の一つとして、国際社会からも一定の評価を受けました。しかし、2014年以降、平和的な抗議活動の参加者やジャーナリストなどが不当に逮捕されていることが明らかになっています。つまり、良心の囚人と認定される人が新たに出てきているのです。
ビルマ政府は国際社会の目を非常に気にしています。これまでの良
心の囚人の釈放は、同国にとって国際的に大きな出来事にタイミン
グを合わせています。
5年ぶりの総選挙を前に、再びビルマに注目が集まる今、国際社会か
ら圧力をかけることは、政府を動かし、すべての良心の囚人を釈放
する大きなチャンスです。
ビルマ政府をはじめ、欧州連合(EU)、米、豪、そして日本の政府
に、ビルマのすべての良心の囚人を釈放するよう要請してください。
▽ 緊急アクション:11月総選挙目前 !「良心の囚人」を自由に!!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/burma_201510.html
※良心の囚人:暴力も用いていないのに、信念や信仰、人種、発言
内容などを理由に囚われている人びとのことを、アムネスティでは
「良心の囚人」としています。
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