2015年12月18日22時20分掲載  無料記事
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国際

南沙諸島の戦争

  最近、何かときな臭い印象を受けるのが東アジア周辺の海域。こんな小話を聞いた。 
 
  南沙諸島周辺で漁船同士の衝突が起こり、駆けつけたフィリピン海軍と中国海軍が互いに砲撃を始めた。やがて戦争は周辺国を巻き込んで本格化し始めた。 
 
  近海まで出動した自衛隊艦船の乗組員たちは固唾を飲みながら、集団的自衛権を行使するかどうか、本部の指示を待った。 
 
  2時間後、本部から暗号が送られてきた。 
  暗号を解読すると、そこにはこう書かれていた。 
 
  「キ ン タ マ」 
 
  暗号解読要員は指揮官にその解釈を尋ねた。 
 
  「これはいったい何のことでしょうか?」 
 
  「そんなこともわからんのか。 
   <関与すれども、介入せず>ということだ」 


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