2016年01月10日23時02分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201601102302240

中東

ロシアのシリア空爆で一般市民21人を含む57人が死亡 女性や子どもも

 ロシア軍が9日に行ったシリアへの空爆で一般市民21人を含む57人が死亡したと、ロンドンに本拠を置く非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が発表した。AFP通信が10日に伝えた。(大野和興) 
 
 ロシア軍が空爆したのはシリア北西部イドリブ(Idlib)県にある国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系シリア武装組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」の刑務所。少なくとも57人が死亡したほか30人が負傷、負傷者の大半は重体だという 
 
 同監視団によると、刑務所の近くには人々でにぎわう市場がある。死亡者の中には、子ども1人と女性2人が含まれるという。 
 
 ロシアシリアへのロシアの空爆は2015年9月30日から行われている。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。