2016年01月13日00時22分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201601130022063

政治

「私は決して嘘は書いていません」と蓮池透さん 安倍首相は予算委員会でマジ切れ

 蓮池透さんは「私は決して嘘は書いていません」と静かにツィートした。12日の衆院予算委員会で、蓮池さんが執筆した『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』がとりあげられた。その際の安倍首相の答弁に対してのつぶやきだ。事の顛末を紹介する。(大野和興) 
 
Youtubeで国会中継を見る。 
https://www.youtube.com/embed/dPdG48eoa-s 
 
 同委員会の模様を12日産経ニュース(電子版)は以下のような見出しとともに報じている。 
 
安倍首相マジ切れ! 民主議員「拉致を政治利用したのか」との質問に「私が言っていることが真実だとバッジをかけて言う」 
 
ー安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致問題をめぐり、民主党の緒方林太郎氏から「拉致を使ってのし上がったのか」 と問われ、「議論する気すら起きない。そういう質問をすること自体、この問題を政治利用している」と切り捨てた。 
 
ーすると緒方氏は、拉致被害者の蓮池薫さんの兄、蓮池透さんによる著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)に「拉致問題はこれでもかというほど政治利用されてきた。その典型例は安倍首相だ」などとする一説があるとして、首相に認識を尋ねた。 
 
ー緒方氏が「蓮池氏がウソをついているのか」と続けると、首相は「誰かを落とすことは言いたくない。私が言っていることが真実だとバッジをかけて言う。違っていたら私は国会議員を辞める」と断言した。 
 
 この予算委員会のやり取りに対する蓮池さんの回答が上記のツィートとなった。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。