2016年01月24日15時16分掲載
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沖縄/日米安保
宮古島への自衛隊ミサイル部隊配備 市と防衛局で地下水使用の秘密協議が始まっている
自衛隊のミサイル部隊配備が検討されている沖縄県宮古島市で、地下水使用に関し沖縄防衛局と市当局との水面下の協議は始まっているとして、住民が神経をとがらせている。住民団体「止めよう!『自衛隊配備』宮古郡民の会」によると、宮古島市長は、自衛隊ミサイル部隊配備の受け入れを、市民に対して「まだ未定だ」と公表していないにもかかわらず、水面下では、沖縄防衛局は基地建設計画に関して、宮古島の地下水に関する「計画書」を市に提出し、協議を進めていることが明らかになった、という。(大野和興)
同「郡民の会」によると、島民の命の水の水源を守る地下水保全条例の審議会の委員を最近入れ替えたという情報もある。27日には審議会が行われる予定だが、”非公開”になる見込みだ。
こうした市長の姿勢に、このままでは基地容認・推進派に都合のいい審議がなされるのではないかと、多くの市民は危惧、同「郡民の会は「市長は沖縄防衛局市長の「計画書」を公開し、地下水保全条例審議会を公開でおこなう」ことを要求している。同時に下地敏彦市長に対し、市民への説明責任を果たすよう住民説明会を求める声が高まっている。
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