2016年02月07日16時03分掲載
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国際
「米国を作ったのはキリスト教的価値観」 アイオワ州の共和党のテッド・クルーズ候補の勝利宣言
2月1日、米アイオワ州で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が勝利宣言を行い、民主党候補のバーニー・サンダース氏が引き分け宣言を行った頃、共和党の勝者となったテッド・クルーズ候補は「アイオワは夜明けが来つつあることを告げている」と勝利宣言を行った。
https://www.youtube.com/watch?v=NSgXcDEXxWU
共和党のテッド・クルーズ議員は右派のティー・パーティの支持を得て上院議員に選出されたが、今回の勝利では草の根保守の人々の支援の賜物と語った。バーニー・サンダース陣営が平均27ドルの普通の人々の献金で選挙を戦っていると語ったのと同様、平均67ドルの献金で戦っていると語った。「これこそ、グラスルーツ(草の根)の力だよ」と高らかに告げた。
勝利宣言でクルーズ候補は「我々の権利はクリエイター(創造主)から来る」と語り、米国が基本的な価値観として、市場の自由の原則、憲法上の自由、米国を作ったキリスト教的価値観を持っており、これらを民衆が求めているのだと語った。
■テッド・クルーズ候補の選挙映像
https://www.youtube.com/watch?v=cEOKJRkhpxg
父親はキューバからの亡命者であると最初に語っている。母親はコンピューター科学者だったという。「希望と自由と神への信仰」をモットーに、忙しく働いてきたと語る。民主党政権が進めてきたオバマケアや財政拡大、オバマ政権の移民政策などに対抗してきたという。また、イスラエルのネタニヤフ首相との握手を盛り込み、同盟国とともに敵と戦うことを米国ははっきりと示すべきであるという。
共和党候補のマルコ・ルビオ上院議員もまたキューバ系であり、キューバ移民の子弟2人が共和党の大統領候補の指名レースに加わっていることは時代の変遷を感じさせる。
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