2016年02月08日14時48分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201602081448261

市民活動

連帯ユニオン関西生コン支部が50年史を刊行、2月21日都内で出版記念シンポ

 連帯ユニオン・関西生コン支部(武建一委員長)の50年を描いた本の刊行を記念し、2月21日に都内で出版記念シンポジウムが催される。同労組は、生コンを軸とする建設・運輸労働者を組織。産業別闘争と労働組合と産業内中小零細企業の協同組合の連携という、独特の組織論と運動で知られている。そうした運動を基盤に、平和、沖縄、TPP、福祉、地域づくりと労働運動が見失っていた分野にも運動を積極的に展開しいている。(大野和興) 
 
 刊行された本のタイトルは『関西地区生コン支部労働運動の50年ーその闘いの軌跡』。 
 
 シンポジウムのテーマは「今こそ、当たり前の労働運動へ」。労働社会学者の木下武男(元昭和女子大教授)の記念講演に続いて、「対論 労働組合って何?」と出して、食・いのち、子どもの貧困、底辺に生きる人々の現場で活動している社会運動から見た労働組合への視座をめぐって、討論をする。 
 
 パネリストは佐藤崇さん(なゆたふらっと)、纐纈美千世さん(日本消費者連盟)、原隆さん(持たざる者の国際連帯行動)、小野寺忠昭さん(元労働運動家)。 
 
 会場は御茶ノ水「連合会館」。JR「御茶ノ水」あるいは地下鉄。参加費800円(予約不要)。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。