2016年02月18日17時38分掲載
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中東
トルコで自動車誘導爆撃テロ死者28人で、ブリュッセルのトルコ難民受け入れ分担交渉会議は中止
(パリ=飛田正夫2016/02/18 13:34日本標準時)トルコの首都アンカラで17日夜に軍輸送トラックを狙った自動車誘導爆撃テロが起こり少なくとも28人が死亡61人が負傷した。その為に、18日からブリュッセルで予定されていた「自主連合」11カ国の欧州「難民」受け入れ分担交渉会議は中止が決まった。
トルコに集結している「難民」16万人のヨーロッパ受け入れ割り当てなどが話される予定だった。欧州全体での「難民」分配の合意が非常に難しくなっている中で、ドイツのメルケル首相は数週間前からメディアが名づけた、「自主連合」なる連帯を構想して、現在11カ国で難民受け入れを進めようとしている。トルコ大統領エルドガンは17日夜にこのテロの事で記者会見を行い、トルコは何時如何なる時でも反撃に出ることは正当防衛であって躊躇しないと話している。
しかしドイツ国内でのドイツ創立の反イスラム・反移民のペギダ(Pegida)などの右派勢力の難民受け入れ反対で、メルケルの人気が急下降している。フランス国内でもイスラム教徒に対する人種差別的な差別の怨念を惹起させる発言が出されて来ている。いずれにしてもこれといった解決策も無いままに欧州議員27カ国の行方が心配されている。
(飛田「フランスメディアの旅」から)
【参考記事】
http://www.europe1.fr/international/turquie-violente-explosion-a-ankara-pres-de-logements-militaires-2670751
http://www.europe1.fr/international/une-reunion-sur-les-migrants-annulee-jeudi-a-bruxelles-2670859
mercredi 17 février 2016 18:13
par Pascal Thibaut Sommet européen : Merkel revoit ses ambitions à la baisse sur les migrants
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