2016年03月11日20時21分掲載
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市民活動
国際人種差別撤廃デー記念集会「人種差別撤廃条約発効から20年 Stopレイシズム Stopヘイトスピーチ」
ERDネット主催、国際人種差別撤廃デー記念集会のお知らせです。3月21日の国際人種差別撤廃デーを記念して、日本での人種差別をなくす基本法の制定を実現するべく記念集会を開催します。国連の人種差別撤廃条約に日本が加入して20年以上たちましたが、日本の人種差別やヘイトスピーチは深刻な状況にあります。日本には人種差別を禁止する法律がなく、被害を受けた人が救済を受ける機関もありません。条約を守れているか、国連から3回の審査を受けて、
たくさんの勧告がでていますが、何もできていません。3.21国際人種差別撤廃デーを記念して、実態を知り被害にあっている人びとの声を聴きます。最後にヘイトスピーチやレイシズムを本当にとめることを、参加者が思い思いのボードを掲げて意思表示します。
昨年参議院で継続審議になった人種差別撤廃施策推進法案の審議がもうすぐ再開されます。
先日出された国連女性差別撤廃委員会勧告でも、包括的な差別禁止法成立を再度求められました。http://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section3/2016/03/post-128.html
今回の院内集会では、研究者・弁護士・NGOで作った「人種差別実態調査研究会」の研究主任である金明秀さんが、これまでの人種差別関連判例、地方公共団体や民間団体による外国籍住民に対する調査などの収集・分析や、昨年新たになされたマジョリティに対する意識調査結果などをふまえ、現在の日本のヘイトスピーチのみでなく、社会生活全般にわたる、深刻な人種差別の実態について中間発表します。
たとえば、在日韓国・朝鮮人と日本国籍者の失業率の格差や非正規労働の割合の違いなど、差別の実態について、データでも示される予定です。
また、全国の民族学校の高校生たち約1400人に対して昨年行われたアンケート調査の結果と分析について、京都朝鮮学校襲撃事件のルポを書いたジャーナリストの中村一成さんが報告します。
いずれも、これまで公開されていない貴重な資料が出される予定です。
その他、様々なマイノリティの方々がその体験を。差別撤廃基本法を実現するためには、国会に世論を届けることが不可欠です。平日昼間で恐縮ですが、ぜひ多くの方がご参加くださるよう、お願いします。
「人種差別撤廃条約発効から20年 Stopレイシズム Stopヘイトスピーチ」
◆日時◆2016年3月17日 午後3時〜午後4時半
◆場所◆参議院議員会館1階 講堂
アクセス ・永田町駅1番出口右側通路直結 (南北線、有楽町線、半蔵門線)
・国会議事堂駅1番出口より徒歩6分 (丸ノ内線、千代田線)
*入場には入館証が必要です(午後2時半より同会館1階ロビーにてお渡しします)
◆内容◆
開会挨拶: 上村英明さん(市民外交センター代表・ERDネット世話人)
基調報告:外国籍者の人種差別の実態について―これまでの調査をもとに
金明秀さん(関西学院大学教員/人種差別実態調査研究会)
研究報告:民族学校アンケート調査結果―1400人の生徒たちへの差別(ヘイトスピーチ中心)に関するアンケートをもとに
中村一成さん(ジャーナリスト)
当事者からの証言:被差別部落・アイヌ民族・琉球/沖縄・在日コリアン・移住者など
提言・アピール
◆資料代◆500円
◆主催◆人種差別撤廃NGOネットワーク
問い合わせ先: 人種差別撤廃NGOネットワーク(ERDネット)
東京都中央区入船1-7-1 TEL:03-6280-3101 EMAIL:erd@imadr.org
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「日本に人種差別?」3分間の3・17院内集会紹介動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=tB68YoQlE5A&feature=youtu.be
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※集会の賛同(団体・個人)を募集しています。賛同金は団体一口3,000円
個人一口1,000円です。ご協力よろしくお願いいたします。
振込先 郵便振替口座番号:00910-5-99410 口座名:反差別国際運動日本委員会 ”人種差別撤廃デー”と明記してください
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