2016年03月11日21時35分掲載
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政治
大阪地裁、稲田自民党政調会長と極右在特会との関係を否定せず
大阪地裁は11日、安倍首相の秘蔵っ子でお気に入りの稲田朋美政調会長とヘイトスピーチで名をはせている極右在特会との関係否定しない決定を出した。
週刊誌『サンデー毎日』2014年10月5日号は、「安倍(晋三首相)とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題した記事で、稲田氏の資金管理団体が10〜12年に在特会幹部と共に活動する8人から計約21万円の寄付を受けたとして「在特会との近い距離が際立つ」と報じた。
稲田氏側はこの報道に対し、名誉を傷つけられたとして、当時の発行元の毎日新聞社に550万円の損害賠償を求めたていた。大阪地裁(小池明善裁判長)は11日、この請求を棄却、稲田氏が敗訴した。
在特会は在日韓国朝鮮の人たちを始め外国人に対する極端な差別発言とデモを繰り返し、レイシズムをあおっている極右団体として有名。
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