2016年04月02日10時26分掲載  無料記事
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国際

ND米紙ウィークリーニュース第76号(March 28, 2016)

●目次● 
 
「ミャンマーの文民大統領 半世紀ぶりに誕生」NYT 3/16 
Myanmar Lawmakers Name Htin Kyaw President, Affirming Civilian Rule 
 
「米政府、中国の核燃料再処理政策に懸念」WSJ 3/18 
China’s Plans to Recycle Nuclear Fuel Raise Concerns 
 
「ケリー米国務長官 『ISの行為はジェノサイド」」 NYT 3/18 
Citing Atrocities, John Kerry Calls ISIS Actions Genocide 
 
「キューバ政府が反体制派を取締り 米大統領到着前に」NYT 3/20 
As Obama Arrives, Cuba Tightens Grip on Dissent 
 
「EU離脱問題 英・保守党内で緊張が高まる」NYT 3/21 
Tensions Rise in David Cameron’s Government Over E.U. Vote 
 
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「米政府、中国の核燃料再処理政策に懸念」WSJ 3/18 
China’s Plans to Recycle Nuclear Fuel Raise Concerns 
 3月18日付のウォールストリート・ジャーナル紙は、3月31日からワシントンで開かれる核セキュリティ・サミットを前に、中国の使用済み核燃料からプルトニウムを抽出する計画に対し、米政府が懸念を表明したことを報じた。 
 3月17日の上院外交委員会の公聴会で、アーネスト米エネルギー省長官は中国の計画を「核兵器拡散リスクを高めかねない」と指摘し、日本が行っている再処理も同様だとした。中国は核燃料の再処理は商業用だと主張しているが、同氏はそれを「経済的合理性はない」と指摘したという。 
 
「キューバ政府が反体制派を取締り 米大統領到着前に」NYT 3/20 
As Obama Arrives, Cuba Tightens Grip on Dissent 
 3月20日付のNYタイムズ紙は、オバマ米大統領のキューバ訪問前、キューバ政府が民主化や政治的自由の拡大を求める反体制派の取締まりを強化するなど、従来の姿勢を維持していたと報じた。 
 オバマ大統領が今回の訪問で面会する反体制派の指導者の1人、エリザード・サンチェス氏によると、オバマ大統領の訪問が決まって以降、反体制派の活動は3月から活発になっており、それに対する政府による弾圧も強化されているという。また、「キューバに必要なことは、法律などの変革であり、それはフィデル・カストロとその家族にかかっている」と主張した。 
 
「EU離脱問題 英・保守党内で緊張が高まる」NYT 3/21 
Tensions Rise in David Cameron’s Government Over E.U. Vote 
 3月21日付のNYタイムズ紙は、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票の実施まで100日を切る中、キャメロン英首相が20日、政権内に広がりつつある深刻な亀裂に直面したと報じた。 
 3月18日、キャメロン首相が率いる保守党の前党首で、EU離脱派の大物政治家6人のうちの1人であるイアン・ダンカン・スミス雇用・年金大臣が辞任し、党内の緊張が高まったという。障害者への補助金削減方針が同氏の辞任理由とされるが、社会保障費の削減はすでに合意しており、辞任の理由はEU残留派の首相と次期首相候補のジョージ・オズボーン財務相への異議を唱えたものと同紙は見ている。 
 
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