2016年06月03日13時41分掲載
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国際
パリの洪水 ルーブル美術館でも美術品の避難措置 ロワール川周辺の古城は浸水 コラ・ソレーヌ
パリが滅多にない洪水に見舞われている。折しも労働法改正問題で労働者や学生と警察隊、政府がもみ合っている最中の出来事だ。ルーブル美術館やオルセー美術館の美術品も避難措置が取られているという事態。セーヌ川の水嵩は限界間際。
パリで日本人観光客に旅のプランニングや案内などをしているコラ・ソレーヌさんが自ら撮影した写真を提供してくれた。
コラ・ソレーヌ「洪水はまだ続いています。明日はルーブル美術館が閉まります。1910年の洪水より低いのですが少し心配なので全ての作品を安全な場所まで運ばらないと。全ての写真は今日自分で撮ったやつです。」
古城で知られるパリから南に下ったトゥールからオルレアンにかけてのロワール川近郊でも洪水が起きており、観光に打撃となっている模様。特にシャンボール城が危ないのだという。パリよりもこの地方が被害が大きい模様。古城の中にも水が入っているという。
コラ・ソレーヌ
「ロワール地方のお城であるラ・フェルテ=サン=トーバン(La Ferte Saint Aubin)は今大変困っています。水が中にも入ってきています。1メートルくらいのレベルです」
「皆さん、連絡が遅くなりましたが今のフランスは洪水が起こっています。特にロワール地方が水のレベルが高いです。もしお城などを訪問する予定があればキャンセルして下さい。特にシャンボール城が危ないです。パリはまだ大丈夫ですが水のレベルが下がるのは明日になりそうなので待つしかないです・・・」(昨日)
コラ・ソレーヌ
パリのスぺシャリスト
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■パリの12月 クリスマスツリー型の“フィユテ”が大流行 コラ・ソレーヌ(パリのトラベルアドバイザー)
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■フランスの弁当ブーム コラ・ソレーヌ
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