2016年06月19日06時57分掲載
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安倍政権を検証する
民進党の蓮舫議員 菅原一秀議員(自民党)「(蓮舫氏が)日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた」への反論
自民党の菅原一秀衆院議員(東京9区)が東京都知事選をめぐって民進党の蓮舫議員につき「五輪に反対で、『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」と発言したと報じられた。
社会的な問題となっているこの発言に関して、民進党の蓮舫参院議員はツイッターで次のように書いた。
蓮舫「SNSで拡散のようですが、全くのデマであり捏造。私のブログどころか出どころも不明なため対応はしてきませんでした。まさか、国会議員がこのレベルの書き込みを真剣に受け取るとは、との憤りです。菅原代議士には発言撤回と謝罪を求めました。」
朝日新聞によれば、その後の取材に対して菅原一秀衆院議員は「蓮舫氏のブログではなく、ネットで流れていた情報だった」と訂正したとされる。菅原一秀議員の6月19日現在のウェブサイトには以下のような菅原議員の謝罪の言葉が記載されている。
「その際、ご本人に関してのネット上の記事を引用して、帰化したことが悔しくて泣いたとの内容に触れました。内輪の会とはいえ、本人のブログ等でなく、ネット記事を引用したことは軽率だったと反省し、取材の際に訂正させていただきました」
しかし、その下の読者の書き込み欄には菅原議員の発言には「特に問題ないと思います」とか、「事実だから問題ありません!」といった書き込みが並んでいた。
■自民“暴言”議員の2人は麻生派所属 「親が親なら子も子」の声
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