2016年08月01日13時35分掲載
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社会
【SMC発】 性同一性障害の苦痛はほとんどが周囲の排斥によるもの
メキシコの研究グループがLGBT250人を調査し、精神的な苦痛や機能不全は社会からの排斥やスティグマによって引き起こされており、性同一性障害自体が原因ではないとの研究成果を発表した。
(サイエンス・メディア・センター)
性同一性障害はWHO発行の国際疾病分類(ICD)では精神疾患から外されているが、これを支持する結果となったという。同様の研究は現在ブラジル、フランス、インド、レバノン、南アフリカでおこなわれているとのこと。論文は27日、The Lancet Psychiatryに掲載された。
【お問い合わせ】
Dr Geoffrey Reed
National Autonomous University of Mexico and Dr Rebeca Robles, National Institute of Psychiatry Ramón de le Fuente Muñiz, Mexico
Email: saborigh@imp.edu.mx
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