2016年09月24日02時00分掲載  無料記事
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国際

欠陥票読み取りマシンが大問題に 紙のバックアップがないと選挙が危ない・・・ ロイター通信ワシントン発

  ロイター通信のワシントン発の記事。アメリカの選挙の票読み取りマシンの欠陥問題。タッチスクリーン方式で、紙に残らないものはデータ上の不安が大きいと指摘。タッチパネルに書き込んだつもりでも、正確に入力されていなかったり、無効だったりする可能性があるようだ。だから、もし紙によるバックアップがなければ機械が読み取った票数が正確かどうか検証不能とのこと。さらに記事によればロシアのハッカーがシステムに侵入したこともあるという。たとえ自治体のシステムがインターネットに接続していなくてもメモリーカードの接続などを介してウイルス感染させ、データを一瞬に改ざんする可能性などもあると言う。 
 
  アメリカの有権者の4人に1人が老朽化した、このタッチパネル方式の機械で投票しているという。紙に記入したものを光学読み取り機械で読み取る光学読み取り方式にシステムを切り換えればこの問題は解消するが、機械の取り換え予算がない自治体が少なくないようだ。世界一豊かと思われていた米国が、選挙の票読みの正確さすら疑惑にさらされているようである。そんな不安があるのなら、投票から結果まで2〜3日かかろうと人力で票読みをやった方がよいのではなかろうか。 
http://www.reuters.com/article/us-usa-election-machines-idUSKCN11Q0EU 


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