2016年09月28日14時27分掲載
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環境
アメリカの温室効果ガス削減目標達成は危うい
UCバークレーなどの研究グループは、アメリカがパリ協定の温室効果ガス排出量削減目標を達成するためには現在提案されている方策をすべて取った上で、さらに追加措置が必要であるとの研究成果を発表した。(サイエンス・メディア・センター)
アメリカは温暖化対策目標として、2005年を基準として2025年までに温室効果ガス排出量を26%〜28%削減すると表明しているが、現在の温暖化関連規制だけでは5億5000万トン〜18億トン程度超過するとのこと。現在計画中、もしくはコンセプトが発表されている段階での対策をすべて取った場合には達成の見込みがあるという。
論文は27日、Nature Climate Changeに掲載された。
http://nature.com/articles/doi:10.1038/nclimate3125
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