2016年10月15日14時31分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201610151431076
東日本大震災
東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議だよりNo.33(2016年10月13日発行)
【義援金届けて懇談】
東日本大震災から5年7ヶ月目の月命日となった10月11日、復興岩手県民会議といわて労連は、台風10号の被害で激甚災害(局激)と指定された久慈市、岩泉町、宮古市の2市1町を訪問し、全国から寄せられた義援金をお渡ししました。いわて労連の金野議長と中村事務局長が訪問しました。
久慈市では、中居正剛副市長と和野一彦生活福祉部長が応対しました。中居副市長は義援金に感謝し、「住家の被害は3.11大震災の3倍に及んだ。水道料金の減免や市税の減免をしたい。商工関係は、県がつくる補助制度に市も加わることを検討している。市の財政が厳しいので国に支援を求めたい」と話しました。
宮古市では、滝澤肇総務部長、佐藤市民生活課長が応対しました。宮古市では、市独自で住宅再建に200万円の補助など大震災並みの支援をいち早く決定しました。滝澤部長は「5年で2回も大災害を受けた。市役所ができることは限られているが市民を支えたい。議会にも快く同意をいただいた」と話しました。
岩泉町では、町長が国への要請に出張しているとのことで、保健福祉課に義援金を届け、佐々木久幸岩泉町職委員長と懇談しました。ちょうど当日は、「災害対策本部」を解散し、復興対策本部に改組したとのこと。佐々木委員長は「町内は昔から住民が地域ごとに取り付け道路(私道・私橋)や水道などを住民自らの手で整備してきた。今回は甚大な被害なので町が全面的に支援しなければならない。住民や地元の建設会社が所有している重機も活用しながら、町として建設資材の提供、経費の補助などで早期に復旧を進めたい。応急仮設住宅も11月中旬の入居をめざして着工している」とのことでした。
災害ボランティア・救援募金など、引き続きの支援をお願いいたします。
(続きは、次のリンクからご覧ください)http://fukkoukaigi.jpn.org/pdf/kaigidayori33.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(発行)東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議
(連絡先)〒020−0015 岩手県盛岡市本町通2−1−36浅沼ビル5F いわて労連内
(電話)019−625−9191
(FAX)019−654−5092
(eメール)fukkou_ikg@fukkoukaigi.jpn.org
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。