2016年11月28日06時02分掲載  無料記事
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欧州

フランス大統領選挙・共和党予備選 フランソワ・フィヨン氏がジュペ候補を破って勝利  

  昨日、決選投票が行われたフランス大統領選挙・共和党予備選でフランソワ・フィヨン候補が60%以上の票を獲得し、アラン・ジュペ候補に圧勝した。前週の投票で3位になり決選に出場できなかったサルコジ大統領の陣営がフィヨン候補に票を振り向けたのではないか、と見られている。というのはフィヨン候補はサルコジ大統領(2007−2012)の首相だったからだ。政策的にはフィヨン氏は穏健派のジュペ氏よりははるかに原理的な新自由主義者だと言われている。 
 
  これにより、3大政党の2つ、国民戦線(マリーヌ・ルペン候補)と共和党の大統領候補が決定した。残るは来年1月に予備選を予定している社会党となった。そのほか小政党だが、左翼党のジャン=リュク・メランション候補や環境政党連合EELVのヤニック・ジャド候補などが独自に参戦を予定している。来年の大統領選挙は4月23日とその2週間後の5月7日(決選投票)が予定されているが、フランソワ・オランド大統領のスケジュールで変動する可能性もあるという。 
 
 
■ヨーロッパエコロジー=緑の党(EELV)地方支部長に聞く 〜その3〜 来年のフランス大統領選とBrexit (英国のEU離脱 )について Interview : Nadine Reux, Secretaire regionale EELV Rhone-Alpes 
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