2016年12月25日22時26分掲載
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東日本大震災
東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議だよりNo.34(2016年12月9日発行)
【がんばれ、山田町! 〜 姿が見えはじめた山田町中心部】
12月1日、岩手県内最大規模でもある山田町営災害公営住宅「山田中央団地(146戸)」の入居が始まった。
鉄筋コンクリート6階建て2棟・5階建て1棟の3棟。JR山田線の山田駅や駅前に開店したばかりのスーパーなどに近い。付近では鉄路の復旧、駅前整備、住宅や商店街などの路盤整備が急ピッチで進んでいる。
町当局によれば、既に豊間根、大沢、柳沢、織笠、大浦の5地区は完成・入居し、2018年度には計画戸数が全て完成するとのこと。また、高台移転の宅地造成工事も年内に山田地区を除く全5地区で完了する予定とのこと。
遅れていた山田町中心部である山田地区は、かさ上げ・土地基盤整備、国道45号線の本設やJR線の復旧工事などで、「工事中」「進入禁止」「この先行き止まり」「○○方面、△△方面」看板が林立していて、文字通り「新しい街の建設」である。
国道45号沿いにあったボロボロになったままの商店と色あせた3階建てのカラオケ館がランドマークで、5年前の焼け焦げた跡が広がる津波で壊滅した無惨な姿は無い。
一日も早い復旧、公営住宅へのスムースな引っ越し、仮設住宅入居者への支援、生業の再建に頑張る住民への行政の適切な応援を願わずにはいられない。写真を撮りながら、「がんばれ、山田!」と叫んでいた。
(復興宮古・下閉伊住民会議準備会事務局 前川昌人 )
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