2016年12月25日22時28分掲載
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国際
ND米紙ウィークリーニュース第109号(December 23, 2016)
●目次●
【アレッポで戦闘停止 撤兵に関する合意も成立】12/13 NYT
Battle Over Aleppo Is Over, Russia Says, as Evacuation Deal Reached
【70年間続く北方領土問題 日本が進展を望む】WP 12/13
Japan hopes to make progress on 70-year-old island dispute with Russia
【トランプ氏の台湾への言及 中国が警戒】WSJ 12/12
Beijing Concerned by Trump Questioning ‘One China’ Policy on Taiwan
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【70年間続く北方領土問題 日本が進展を望む】WP 12/13
Japan hopes to make progress on 70-year-old island dispute with Russia
12月13日付のWashington Post紙は、ロシアのプーチン大統領の訪日と領土問題をめぐる見解について報じた。
同紙は、日本では「北方領土」、ロシアでは「南クリル列島」として知られている係争中の四島の領土問題が、第二次世界大戦終結時の日露間での平和条約の締結を妨げ、その後も70年以上にわたり両国の関係を拗らせてきたと報じている。
また、プーチン・安倍両氏は概して温厚な関係にあるものの、プーチン氏は領土問題について冷淡な態度をとっているとした。13日、プーチン氏はモスクワでの会見で日本の記者団らに「われわれに領土問題はない。領土問題を抱えていると考えているのは日本だ」と語り、同氏の外交政策顧問であるユーリ・ウシャコフ氏も「両国が平和条約を結ぶという期待を刺戟することはできない。この問題は複雑で解決は不透明」と明言した。
同紙によると、独立系調査機関の「レバダ・センター」による5月の世論調査では、ロシア国民の70%以上が領土の日本への移転に反対し、55%が「プーチン大統領が島の一部を引き渡すことに同意すれば、プーチン大統領の信頼性が損なわれる」と回答したという。
【トランプ氏の台湾への言及 中国が警戒】WSJ 12/12
Beijing Concerned by Trump Questioning ‘One China’ Policy on Taiwan
12月12日付のWall Street Journal紙は、中国が同日、トランプ次期米大統領の台湾に関する発言に警戒感を表明したと報じた。
トランプ氏は11日、保守系のFOXニュースで「中国が、為替操作や南シナ海での軍拡、北朝鮮の核問題など、米国の利益を妨害しているさまざまな取引に譲歩しない限り、米国は『ひとつの中国政策』を見守る必要はない」と発言。
これに対して耿爽(Geng Shuang)中国報道官は12日、「台湾の問題は中国の主権や領土の保全に関するもので、中国の核心的利益の1つだ。トランプ氏の発言には懸念を抱いている」と記者団に発表したと報じた。
他方、楊潔篪(Yang Jiechi)中国国務委員は、トランプ次期政権で国家安全保障補佐官を務めるマイケル・フリン氏とニューヨークで面会。耿報道官によると、両国の関係にとって重要な問題について大まかに話したという。
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