2017年01月06日14時39分掲載
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反戦・平和
安倍政権がニュージーランドに自衛隊のP1哨戒機とC2輸送機を輸出する交渉に入る
新年早々の1月3日、日経新聞朝刊1面などに驚くべきスクープ記事が掲載されました。安倍政権がニュージーランドに自衛隊のP1哨戒機とC2輸送機を輸出する交渉に入ったというものです。オーストラリアへの潜水艦輸出商戦で三菱重工とともに見事に落選した川崎重工が、懲りずに「死の商人」への道を突き進んでいます。川崎重工に対して、新年の挨拶代わりに「ニュージーランドへの武器輸出をやめて」「死の商人にならないで」の声を届けてください。(杉原浩司:武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)
製造の中心は川崎重工。既に、昨年9月にP1とC2の基本性能(機密部分を除く)を情報提供。防衛装備庁と川重の担当者が現地入りして交渉に入っており、2017年前半にも事業計画を提案する見込み。P1は米ボーイングと一騎打ち、C2はエアバスなど2〜3社が競争相手になると伝えています。そして、今夏には調達先が決定するとも。
オーストラリアへの潜水艦輸出商戦で三菱重工とともに見事に落選した川重が、懲りずに「死の商人」への道を突き進んでいます。これは潰さなければ。やめられない止まらない武器輸出の動きに、今年こそ市民の力で終止符を打ちましょう!
※P1対潜哨戒機とは
磁気探知装置などを備え、潜水艦や艦船を探索、対艦誘導弾や空対地ミサイルなどを装備でき、攻撃も可能な軍用機です。
詳細(ウィキペディア)
http://bit.ly/2jd1XuX
※C2輸送機とは
http://bit.ly/2jd8WUW
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★まずは川崎重工に対して、新年の挨拶代わりに「ニュージーランドへの武器輸出をやめて」「死の商人にならないで」の声を届けてください。お知り合いにも広めてください。
川崎重工は
ニュージーランドへのP1哨戒機、C2輸送機の武器輸出から手を引け!
【要請先】
川崎重工業(金花芳則 代表取締役社長)
◆東京本社
(FAX)03−3436−3037
(TEL)03−3435−2111
(メール:CSR[企業の社会的責任]に関する問い合わせフォーム)
https://www.khi.co.jp/cgi-bin/other-q1.cgi?form-type=corp-sr
(手紙:ハガキ)
〒105-8315 東京都港区海岸1-14-5
◆神戸本社
(FAX)078−371−9568
(TEL)078−371−9530
(手紙・ハガキ)
〒650-8680 神戸市中央区東川崎町1-1-3 (神戸クリスタルタワー)
<ボイコットできる製品>
モーターサイクル「Ninja」、パーソナルウォータークラフト「ジェットスキー」
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自衛隊機、輸出へ交渉 政府、NZと哨戒機・輸送機
(2017年1月3日、日経朝刊)
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS02H1F_S7A100C1MM8000/
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