2017年01月22日21時48分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201701222148010
検証・メディア
1月26日■デマで沖縄への偏見をあおる■ ■MXニュース女子を許さない■第3回行動
デマと沖縄への偏見をばらまくTOKYO MXを許さない第3回抗議行動の呼びかけです。前回の19日の行動には60名が集まり、報道各社もたくさん取材に来て大きく報道されました。しかし、MXは開き直りのコメント出すだけで、真摯に訂正し謝罪する姿勢を見せていません。更にMXを追及するため多くの皆さんの参加を求めます。
TOKYO MX ニュース女子 1・26抗議行動のお知らせ
☆☆☆拡散希望☆☆☆
TOKYO MXに真摯な対応を求めるために、多くの声を届けましょう!
口コミ、メール、ツイッター、FBでひろめてください
■デマで沖縄への偏見をあおる■
■MXニュース女子を許さない■
【第3回 抗議行動】
◆日時 1月26日(木) 12〜13時
◆場所 TOKYO MX
東京都千代田区麹町1-12
地下鉄「半蔵門」駅 3A番出口
http://s.mxtv.jp/company/map.html
◆呼びかけ 沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志
◆ねらい TOKYO MXに放送内容の訂正と謝罪を求める(申し入れ書を提出済み)
沖縄の声を直接届ける(ヤスさんが参加)
参加者の思いを伝える
※プラカード持参、大歓迎!
※当日は(できるだけ)怒りをあらわにせず、普段づかいの言葉で MX関係者の理解を促すような形で行いたいと考えています
※ カウンターが妨害に来るおそれがあります。挑発に乗らず、整然と抗議行動をやりとげましょう。
◆経緯
2017年1月2日放送の「TOKYO MX ニュース女子」というニュースバラエティ番組で沖縄の市民運動に関するデマ情報が、堂々と放送されました。
デマの例
・「基地反対派」は日当をもらって座り込みをしているプロ市民。過激派。テロリスト
・「反対派」が暴力をふるうのでトンネルの向こうには行けない。取材できない
(トンネルは「二見杉田トンネル」。高江まで約1時間も離れた場所)
・「反対派」は警察官にも暴力をふるう
・「反対派」に道路をふさがれ、住民は迷惑している。警察官が怪我をして救急車を呼んだら、救急車も通れなかった
・沖縄県民のほとんどは基地建設に賛成している、などなど
放送自体が沖縄の平和運動への偏見をあおるヘイトスピーチです
TOKYO MXは、東京都の資本も入っています。つまり都民の税金を使った放送でもあり、都民にも責任があります。
制作会社は「DHCシアター」と「ボーイズ」。スカパーや他の地方局でも同番組が放送されています。抗議先は他にも考えられますが、取り急ぎ、より公共性が高く視聴者の多いTOKYO MXに訴えることにしました。
番組中、名指しで誹謗中傷された辛淑玉さんは、近く放送倫理・番組向上機構(BPO)に人権侵害を申し立てる予定です。
しかし、TOKYO MXは1月16日の「ニュース女子」放送時に、開き直りの見解を発表(添付画像参照)。番組制作会社DHCシアターも、抗議を言論弾圧と捉える見解を発表しています(下記URL参照)
このようなデマ番組を成立させてしまったのは、沖縄に米軍基地を押しつけていることに無自覚で、沖縄の基地反対運動に無関心な人が多い、「本土」に住む私たちの問題です。
けっして見過ごさない、ゆるさないことを、MX前に集まり示していきましょう!
◆ 第1回 抗議行動のようす
琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-425997.html
琉球新報 社説
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-426400.html
沖縄タイムス
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-425997.html
◆ 第2回 抗議行動のようす
毎日(動画つき)
http://mainichi.jp/articles/20170120/k00/00m/040/014000c
赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-20/2017012017_01_1.html?_tptb=400
◆TOKYO MXの最大スポンサーはDHC(赤旗の記事より)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-20/2017012001_04_1.html
◆番組制作会社DHCシアターの見解
https://www.dhctheater.com/information/2017-01-20-283265/
◆番組内容
動画 TOKYO MX ニュース女子(1月2日放送)
https://www.youtube.com/watch?v=gGnlO81rwcI
文字起こし(前編・後編)
https://togetter.com/li/1066931
https://togetter.com/li/1067201?page=2
◆抗議先
TOKYO MX
http://s.mxtv.jp/jyushin/public.php
https://s.mxtv.jp/present/webmaster/
BPO(放送倫理・番組向上機構)
http://www.bpo.gr.jp/?page_id=1119
【資料】
2017年1月19日
「ニュース女子」の訂正と謝罪を求める申し入れ書
東京メトロポリタンテレビジョン
代表取締役社長
河内 功 殿
デマで沖縄への偏見をあおる
MXニュース女子をゆるさない市民有志
私たちは貴社が2017年1月2日に放送した「ニュース女子」の「沖縄基地反対派はいま」と題したコーナーに強く抗議します。理由は次の通りです。
1) 基地に反対する人を一切取材せず、嘘を公共放送で流した
嘘の例:警察にも暴力をふるうテロリスト。危険で取材もできない。道をふさぎ救急車も止めている。日当を2万円ももらっている。沖縄は基地賛成の人が多いなど。
2) 嘘をふりまくことで、沖縄で基地建設に反対する人々の名誉や信用を傷つけ、偏見をあおり、あざわらった。つまり、番組がヘイトスピーチそのものだった
公共放送の内容は信頼性が高いと、多くの市民は考えています。今回の放送は、その信頼を悪用して嘘を真実のように伝え、基地建設に反対する人への差別感情を視聴者に植えつけるもので、けっして許されません。「本土」に住む私たちの多くは、沖縄に基地が集中していることに無関心であり、その「加害者」としての立場に無自覚です。番組は、そうした沖縄に対する誤解、偏見を更にあおるものでもあります。
さらに貴社は1月16日の「ニュース女子」の最後に、「(該当番組は)様々なメディアの沖縄基地問題をめぐる議論の一貫として放送致しました。今後とも、様々な立場の方のご意見を公平・公正にとりあげてまいります」と放送。嘘は「意見」ではないし、誹謗中傷は「議論」ではありません。貴社自身の番組放送の基準に立ち返り、良心が残っていることを示してほしい。このような理由から、私たちは下記のことを求めます。
記
一、嘘の放送内容の訂正と謝罪を、放送で行うこと
一、沖縄の基地建設に反対する人への偏見をあおったことへの謝罪を、放送で行うこと 以上
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。