2017年02月01日01時05分掲載
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国際
トランプ大統領令 ある留学生のNY空港での体験 「デモクラシー・ナウ!」が留学生にインタビュー Donald Trump’s executive order
イスラム教徒が多数を占める7つの国(イラク、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメン)からの入国を一時止めるトランプ大統領の大統領令。これでNYの空港で不快な体験をしたスーダンからの留学生が「デモクラシー・ナウ!」で語っている。
番組によると、彼女はスタンフォード大学で人類学の博士課程に在籍。大統領令の発令前はスーダンにおり、大統領令について知って大統領令が実行される前に米国に入国しようとしたものの飛行機の接続がうまくいかず、入国した時はすでに発効したあとだった。
空港でスーダンの政治的状況についてどう思うか、あるいは過激な人間を知らないか、など厳しい取り調べを受け、ソーシャルメディアのハンドル名を教えさせられ、さらに武器を隠し持っていないか胸や股の付け根を触られ、また手錠をかけられるなどの不快な体験をしたという。
最終的にスタンフォード大学が彼女の身の上を保証するなどして入国はできた、ということだ。黒人やイスラム教徒、アフリカからの移民を犯罪者扱いしようとしているこの傾向に脅威を感じると語った。
※この「デモクラシー・ナウ!」のインタビュー録画が以下
https://www.democracynow.org/2017/1/30/sudanese_stanford_phd_student_speaks_out
「デモクラシー・ナウ!」では、書き起こしのテキストもつけているので、インタビューで聞き逃したことでも文字で確認することができるから非常に便利だ。
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