2017年02月05日23時39分掲載  無料記事
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みる・よむ・きく

池上嘉彦著 「<英文法>を考える」 

  最近、英文法づいています。夏に高校生向けの英文法の参考書を10冊ぐらい、ブックオフで買い込んでざっと読んでみまして、10冊も読んでいたら意外と項目は限られているな〜と思ったんです。だんだんまたか・・・という感じですね、ネタが尽きてくるんです。でも、最近偶然手にした池上嘉彦著「<英文法>を考える」は既存の英文法の型を疑っている本で、「そうだそうだ・・」と今まで五文型などでひっかかってきた疑問点を実に鋭く追及しているではありませんか。 
 
  池上氏によると五文型なんてものを後生大事にしているのは日本ぐらいだとか。もっとも五文型は僕はありがたいと思っているんですけど、これに縛られていたら次のステップ=コミュニケーションには到達できない、ということを実証した本です。 
 
村上良太 


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