2017年04月05日20時06分掲載
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中国
JCLIFセミマンスリーニュース(「人民網」日本語版 2017年3月後半 抜粋)
<2017年03月27日>
【中国の原子炉数、2020年に世界2位に】
中国環境保護部(省)が発表した情報によると、国務院はこのほど「原発安全・放射能汚染防止第13次五カ年計画及び2025年長期目標」を批准した。
同計画の実施により、中国の稼働中の原発の設備容量は第13次五カ年計画最終年(2020年)に5800万kW、建設中は3000万kW以上に達し、原子炉数で世界2位になる見通しだ。
<2017年03月23日>
【旧日本軍731部隊の罪証資料展が蘭州で開催】
「中国侵略日本軍第731部隊罪証陳列展」が21日、甘粛省博物館で開幕した。
開催期間を1ヶ月とする同展では、人体実験や細菌兵器開発など6分野24ユニットに分類された計500点余りの図表、歴史文書、口述史料などが展示されている。旧日本軍による細菌戦に関する数多くの罪証資料、歴史記録、口述史料によって、旧日本軍による細菌戦と731部隊の犯罪の史実を公にしている。
同展は、甘粛省博物館と黒竜江省ハルピン市にある中国侵略日本軍第731部隊罪証陳列館との協力の下で開催された。開催の主旨は、旧日本軍が、中国侵略期に、ジュネーヴ議定書など国際法に違反し、731部隊を中心とした細菌戦システムを作り上げ、細菌兵器の製造開発、人体実験、生体解剖、動植物実験を秘密裏に推し進め、大規模な細菌戦を準備・実行し、多数の国家の国民に重大なる人的・経済的・精神的損害をもたらし、想像の域をはるかに超えた災難を世にもたらした事実を暴くことにある。
<2017年03月20日>
【北京市、石炭燃焼による発電の時代終幕へ】
4号機チーム長の劉勇氏が18日午前9時42分、制御室の赤いボタンを押すと、華能北京火力発電所の最後の大型石炭燃焼発電機が稼働を停止した。これにより北京の発電は正式にゼロ石炭時代を迎えた。
北京はまた、全国初のクリーンエネルギー発電を全面的に実施する都市となった。発電機の稼働停止により、石炭燃焼を毎年約176万トン削減できる。これはCO2排出量を約91トン、窒素酸化物排出量を約285トン、粉塵排出量を約110トン削減することにつながり、北京市の大気汚染改善に対して重要な意義を持つ。
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日中労働情報フォーラム(JCLIF)ウェブサイトでは、毎月の前半と後半の2回、「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事(20件)を選択し、その抜粋(冒頭部分)を掲載しています。
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