2017年04月08日16時44分掲載  無料記事
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政治

義家弘介文部科学副大臣の教育勅語容認発言は森友学園に何らかの形で関係した総理と防衛大臣の責任問題への煙幕ではないか

  義家弘介文部科学副大臣が7日、衆院で幼稚園など教育現場で子どもたちが教育勅語を朗読することにつき「教育基本法に反しない限りは問題のない行為」と語った。これは今月冒頭に「憲法に反しない形でなら教材として使用してよい」とする答弁書を閣議決定したことと連動していると思われる。 
 
  憲法に反する教育勅語を使用する学校に関わった件で、安倍首相や稲田防衛大臣が辞職を求められることに対する煙幕だろう。逆に言えばそれくらい、焦りを感じていることの裏がえしでもあり、すでにどのような手段でも用いて内閣を持続しようとする意図が感じられる。 
 
  今、これほど集中して教育勅語について内閣が発信している理由は明らかに森友学園の問題で教育勅語が問題視されており、しかも世界的に安倍首相の政治姿勢に疑問が突き付けられていることにある。それが波及して辞職につながらないように今、内閣は必死の防戦を行っているように思われる。だが、首相にとって政敵はむしろ与党内にいるのではなかろうか。 
 
  だが、この義家弘介文部科学副大臣の発言は先の閣議決定の答弁書とともに憲法違反であると思われる。 
 
 
 
 
■内閣答弁書<教材に教育勅語を否定せず>は森友学園に何らかの形で関係した総理と防衛大臣の責任問題への煙幕ではないか 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201704020833280 
 
 
■教育勅語の朗読は「問題のない行為」 義家弘介・文科副大臣が答弁(ハフィントンポスト)http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/07/imperial-rescript-on-education_n_15855798.html 


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