2017年04月21日21時39分掲載
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社会
【たんぽぽ舎発】日本郵政が巨額赤字 ハガキ10円値上げはこのため? 柳田 真(たんぽぽ舎)
4月21日朝刊の毎日新聞、日経新聞では、「日本郵政が巨額赤字(数千億円以上)を出した」と報じている。原因は豪洲子会社「トール・ホールディングス」。6200億円の高い買い物をしたと当初から言われ、「のれん代」が、16年末時点で3860億円の巨額負担。東芝も米国ウエスチングハウスで、1兆円の大赤字を出し
て倒産寸前。郵便局は6月1日から、郵便はがきを52円→62円に、つまり10円値上げします(20%弱の大巾値上げ)のちらしを配っている。
たんぽぽ舎は、ハガキチームを中心に、電力会社や安倍政府へのハガキ行動をこの6年間つづけてきた。累積で6万枚以上出した。途中50円ハガキに2円切手を貼ったことも思い出す。ハガキ3枚1組(電力会社社長、県知事、該当市町村長の3者)でこれまで扱っていたが、今回10円も上がれば、3枚で30円の大巾値上げ。これではとても従来のようにハガキ行動はやれない。ハガキ活動への大妨害だ。又、諸物価上昇の引き金にもなる行動だ。
日本郵政は原因と責任者をはっきりさせよ、責任をとらせよ、はがき10円値上げの理由を説明せよ。今のままでの値上げは認められない。
※参考記事
日本郵政 数千億円規模の損失計上へ 豪の会社業績悪化で
毎日新聞 最終更新4月20日23時32分より抜粋
17年3月期連結決算 海外企業買収でつまずいた形に
日本郵政は、2015年に買収したオーストラリアの物流会社の業績不振に伴い、17年3月期連結決算で数千億円規模の損失を計上する。近く発表する。米原発子会社の巨額損失で経営難に陥った東芝に続き、日本郵政も海外企業買収でつまずいた形だ。
損失が発生するのは、約6200億円を投じて買収した豪物流最大手「トール・ホールディングス」。日本郵政傘下の日本郵便の子会社になっている。
15年11月に株式上場を果たした日本郵政は、国内の郵便事業が低迷する中、収益力強化に向けて国際物流事業に活路を見いだそうとトールを買収した。
しかし、資源価格低迷の影響でオーストラリアの資源貿易が停滞したことなどから、トールの業績は計画を下回る状況が続いている。買収価格に比べてトールの企業価値が大きく低下しており、日本郵政は損失計上が必要と判断した。(後略)
詳しくはこちらを
https://mainichi.jp/articles/20170421/k00/00m/020/072000c
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