2017年05月12日14時07分掲載
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橋本勝21世紀風刺画日記
285回 首相の正体は読売新聞のセールスマンだった
安倍首相は2020年の東京五輪の時までに
何が何でも改憲をやりたいらしい
とくに憲法9条が悲願の標的である
今回の改憲発言では
なんと9条の1項、2項はそのままにして
3項に自衛隊を明記するという
これが何で改憲なのかという疑問を覚える
あの自民党の「改憲草案」からも大きく反している
でもこれを突破口にするというのが隠れた狙いかもしれない
2020年のオリンピックの安全のため
テロ対策として共謀罪を決めたいというのも
国のやろうとすることに反抗するものは
許さないということの 表れである
そして自衛隊明記という姑息な方法で
国民の改憲に対する抵抗感を封じればしめたもの
さらなる改憲で日本は戦争をする
軍事大国の道をまっしぐらである
そのためにも今や政権の広報誌と化している
お気に入りの読売新聞を
大いに活用したい
そんな安倍首相の思いが出てしまったのが
先日の国会での改憲問題での野党の質問に対しての
安倍がやった答弁の
「読売新聞を熟読してほしい」である
一国の首相が一民間紙の
セールスまがいのことをするとは
呆れてものも言えない!!
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