2017年06月18日03時08分掲載
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欧州
フランスでも政変に伴うキャスターの解任? 人気ベテランキャスターや辛辣コラムニストらが契約を打ち切られる
フランスでは今が放送局の契約更新の時期だ。今年はベテランのTVキャスター、ダビド・プジャーダス(DAVID PUJADAS)氏や権力に辛辣な言葉を浴びせることで著名なコメンテーターのナターシャ・ポロニー(Natacha Polony)さんらが続けて契約期間満了に伴う解雇とされることになった。
プジャーダス氏はもともとはジャーナリストだった。穏健な司会者で気取りがなく、今も人気が高い。最後の番組では同僚たちから讃えられて見送られた。一方、ナターシャ・ポロニーさんは大統領に選ばれたエマニュエル・マクロン氏を辛辣に酷評したことで話題になった。こうしたことから、フランスでも日本と同様の事態が起きているのではないか、ということが目下、市民の話題になっている。
■Premiere analyse de Natacha Polony apres l'election de Macron
https://www.youtube.com/watch?v=vYZwLWXvfU4
ナターシャ・ポロニーさんの言論活動。大統領選を振り返る彼女の分析。マクロン氏を讃えつつも、今回の選挙は特殊な選挙であり、白票も多く、マクロン氏に対する手放しの絶賛に対して警告している。マクロン氏の新自由主義政策がフランスの文化に悪い影響を与えうる懸念についても触れている。
■人気キャスターのダビド・プジャーダス(DAVID PUJADAS)氏をゲストに呼んだ人気番組「On n'est pas couche]
https://www.youtube.com/watch?v=Vf__AL8X4X4
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