2017年06月19日05時15分掲載
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欧州
フランス国会議員選挙 マクロン大統領の新党が過半数を握る しかし400議席には届かず 国民戦線・「服従しないフランス」が議席を伸ばす
フランスの国会議員選挙の決選投票が18日に行われた。マクロン大統領の新党のグループが予想通り全577議席の過半数を占める見込みだが、当初予想された400〜450議席には届かなかった。
出口調査などに基づくフランス24の速報では以下のようになっている。(見通しであり、確定した数字ではない)
マクロン新党En Marche!など 355
共和党グループ 125
社会党グループ 49
「服従しないフランス」 30
国民戦線 8
その他 10
最大の敗者となった社会党の党首Jean-Christophe Cambadelis氏は自らも当選できず、責任を取って辞職を宣言した。社会党グループは前回の295議席から49議席(予測)へと後退した。
今回の投票率は43%と見られ、過半数が投票していないようである。近年で最も低い投票率となった模様だ。既存の政党政治、国会政治への不信が強まっている。今回の選挙で長年の二大政党政治が幕を閉じ、フランス政界は新しい時代に突入した。
※フランス24を参照した。
https://www.youtube.com/watch?v=GdsWhGmo_nA
https://www.youtube.com/watch?v=MAlUzI-vGC8
https://www.youtube.com/watch?v=RpONK5Hdnbw
村上良太
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