2017年07月27日23時42分掲載  無料記事
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国際

対北朝鮮へ強硬姿勢 米、露中に協力期待

 7月6日付のThe Washington Post紙は、日米韓3か国の首脳会談で、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射に対して制裁強化が合意されたと報じた。 
 ドイツのハンブルクで行われるG20サミットを前に、米政権は対北朝鮮を巡り中国とロシアから協力が得られず困難に直面していると同紙は指摘。5日の安保理緊急会合では、ニッキー米国連大使は、中露が北朝鮮と手を結んでいるとし非難したが、中露両国はともに反論しているという。 
 マティス米国防長官は6日、国防総省において、軍事行動よりも経済制裁と外交交渉で対処すると述べた。米政府は、北朝鮮のミサイル発射について、軌道を分析した結果、米本土に届くものではなく防衛の脅威ではないと発表。 
 同紙によると、トランプ大統領は、中国が北朝鮮への制裁に加わることを期待していたが、中国は北朝鮮を挟んで米軍が韓国に駐留することを憂慮し、米韓軍事演習を対中国への牽制ととらえている。 
〔ND米紙ウィークリーニュース第124号(July 21, 2017)〕 
 
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