2017年08月05日13時53分掲載  無料記事
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中国

転換期の中日関係を理性的に受け止める

 中国の台頭が中日関係に与える影響は非常に深く、中日のパワーバランスの変化は日本に大きな衝撃を与えている。ここ数年、日本は絶えずトラブルを引き起こし、中日関係の守るべき一線に挑戦している。これは強大さの表れではなく、当惑、ためらい、心理的頓挫後の困惑の反映だ。この現象は日本外交における中国の位置付けの問題がいまだ正しく解決されていない事に起因する。 
 中国主導の下、2014年のAPECサミット前に両国は「4つの原則的共通認識」にいたり、「4つの基本文書」の遵守を再確認した。これにより日本の指導者は靖国神社参拝を制約されたうえ、釣魚島の領有権をめぐる争いの存在を事実上認めた。これを基礎に両国関係は回復・改善のプロセスを開始した。だが中日関係は依然矛盾と摩擦の頻発するモデル転換期にあり、全体的に複雑で敏感な状況にある。 
 今後相当長期間にわたり、中日関係は経済的相互必要性と政治的角逐の同時存在が「新常態(ニューノーマル)」となる。 
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2017年7月前半 抜粋)〕 
 
 全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2017/0711/c94474-9239896.html 
 
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