2017年08月07日10時42分掲載  無料記事
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政治

都民ファーストの都議会議員  知事と対峙する気概無し 

  今年、小池百合子都知事が率いて、都議会議員選挙で大勝した都民ファーストの議員たちは、メディアの取材を拒否してきたと報じられてきた。今回、改憲に関する都議会議員の考えを聞くアンケートでは大半の議員が党の方針で回答しなかったと言う。理由は都政に専念するから、と報じられているが、都民ファーストは国民ファースト的な国政政党に将来転じる可能性も匂わせられているだけに「都政に専念」という回答は逃げとしか映らない。さらに言えば、都政も憲法と結びついていることは言うまでもない。最高法規である現在の日本国憲法を都議会議員がどう考えているのか、議員たちの政治意識は有権者にとって重要な情報なのである。 
 
  都民ファーストの代表は小池百合子都知事から現在、小池氏の秘書だった野田数氏に引き継がれているが、都民ファーストの都議会議員たちが党の方針に盲目的に従い、基本的な政策へのインタビューにも黙秘していることは権力分立の観点から見ても政治の退廃であろう。このことは選挙期間中から指摘されてきたことでもある。小池チルドレンたちに都政批判をする勇気は期待できそうにない。 
 
 
■「都民ファースト」は情報公開の党か? 都議選・インターネット映像メディアIWJの取材申し込みに答えず 
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