2017年09月01日21時36分掲載
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橋本勝21世紀風刺画日記
291回 アベちゃんが10万年後へタイムトリップ
エネルギーの原発依存を断固止めようとしない安倍政権
福島原発事故などなかったように原発再稼働を次々と進めている
だがそこで問題になるのは放射性廃棄物(核のゴミ)の処理、保管だ
特に高レベルの放射性廃棄物は厄介でその毒性は
数百年、いや数万年も消えないという
フィンランドでは地下深くに10万年も厳重に保管する最終処分場を作っている
そこを見学した小泉元首相は「原発と人間は共存できない」ことを悟り
脱原発へと考えを変えたのである
日本でもこの高レベルの核のゴミをいかに保管したらいいのかという
深刻な課題を解決するために
地下深く地盤の固いところへ保 管 することにして
引き受けてくれる候補地の地図を作り、募集を始めたのだが
住民の反対もありそんな面倒なことを
引き受けよう申し出るところは全く出てこない
このままでは日本の原発政策はストップしてしまう
そこで安倍首相は自ら模範を示すために放射性廃棄物と一緒に
10万年後へと旅立つことにしたのである
この政権のトップとしての立派な責任には称賛がよせられた
かくて地下深くに核廃棄物とともに10万年後へと
タイムトリップすることになったアベちゃん
そして10万年後の世界・・・・・・・
その時、そこには化石化したアベちゃんと
出会える日本人がはたして存在しているのだろうか。
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