2017年09月03日17時19分掲載
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中国
世界人口の30%が肥満 肥満児の数は中国が最多
スペイン・バレンシア大学による、「体重超過と肥満が子供・大人に及ぼす影響」に関する研究から、世界の総人口の約30%に相当する20億以上の人々が、肥満による健康問題を抱えていることが明らかになった。
週刊医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」にこのほど掲載された今回の研究では、1980年から2015年までの25年間にわたり、195ヶ国の住民に対して調査が展開された。研究の結果、1980年以降、70ヶ国の肥満率が倍増している事実が判明した。
特に憂慮すべきは、中国、ブラジル、インドネシアなどの発展途上国で青少年の肥満率が3倍になったことだ。これは、青少年の糖尿病、高血圧、慢性腎臓病など一連の疾病の発症率が大幅に高まったことを意味している。
世界の人口ランキング上位20ヶ国のうち、青少年の肥満率が最高だったのは米国(約13%)で、最低はバングラデシュ(約1.2%)。成人の肥満率が最も高かったのはエジプト(約35%)、最低はベトナム(約1.6%)。肥満児童の数が最も多かったのは中国(1530万人)およびインド(1440万人)。肥満成人が最も多かったのは米国(7940万人)および中国(5730万人)だった。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2017年8月前半 抜粋)〕
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2017/0809/c94475-9253030.html
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