2017年09月18日08時35分掲載  無料記事
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中国

中国共産党大会の日程決定 最高指導部改選へ

 8月31日付のThe New York Times紙は、中国共産党が5年毎に開催し、最高指導部人事などを決める党大会を10月18日から開くことを、中国国営メディアの報道として伝えた。 
 党大会では、最高指導部を含め2,300人の代表者が北京に集まり党大会に出席し、習近平国家主席の再任や新たな人事が決定するとみられている。今回、党中央政治局の25名の内11名が交代となり、その中に含まれる最高決定機関の政治局常務委員7名の内の5名も対象となっている。新指導部の顔ぶれは3月開催の人民代表大会で決定し、習氏が国家主席として、李克強氏が首相としてほぼ再任される見通しだと同紙は報じている。 
 習近平氏は盟友を重要ポストに置き、今回さらに権力基盤を強めることが予想されていることから、習氏は今後、党規約に自らの思想を書き込むよう求めるとの見方を同紙は示している。 
〔ND米紙ウィークリーニュース第127号(September 14, 2017)〕 
 
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